技術の発展やパンデミックなど、さまざまな背景からDX化の推進が求められている昨今、多くの企業で取り組みが強化されつつあります。このページではその中でもマスタデータ管理(MDM)について紹介しますが、この言葉自体は耳にしたことがあるものの意味まではよく理解していないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方たちのために、そもそもマスタデータ管理(MDM)とは何か?またどのようなメリットがあるのか?などを詳しく解説します。
このページで紹介するマスタデータ管理はMaster Data Managementの略として「MDM」とも称されますが、マスタデータを分類して一元的な管理を行い、さまざまな業務システムから統一して参照ができるよう維持・管理を行うことを意味します。また、このMDはその維持・管理をする人やプロセス、ツールなどを指して言われることもあります。
情報社会と呼ばれる昨今において、顧客情報をはじめとしたさまざまな情報は極めて重要な経営資源として認識されており、その取り扱いをどうするかも経営効率化におけるポイントの一つです。長い期間経営をするとそれだけ多くの情報が集まりますので、必要な情報を必要な時にスピーディーに取り出すためにはその管理にも気を付けなければいけません。そんな情報をマスタデータとしてただ管理するだけでなく、整合性や一貫性などにも留意しながら質を高めて管理することこそがMDMのキモになる部分です。
マスタデータ管理(MDM)は経営効率化の議論において重要であると紹介しましたが、具体的にどのようなメリットが得られるのかご存じでしょうか。拠点や部門などで異なるデータの整合性・一貫性を整えて管理することができるようになると、従来データ集計にかかっていた手間や工数を大幅に削減することが可能になります。単純なコスト削減に加え、作業のスピードアップや意思決定までの検討プロセスの省略などすべての企業経営・事業運営をスムーズに進めることができるようになります。「時は金なり」とも言いますが、この時間を無駄にせず物事を進められるようになるのがマスタデータ管理(MDM)における最大のメリットです。
マスタデータ管理(MDM)を進めるにあたっては、大きく6つのプロセスがあります。まずは目的と要件を定める「①要件定義」から入り、大きな目標を定めます。そしてさまざまな視点から「②現状分析」を行い、現状の課題と運用プロセスなどを一つずつ確認していきます。そして事業戦略や管理基盤などを考慮したうえでマスタデータの統合方式を決める「③アーキテクチャの設計」を経てデータモデルの作成など「④データ構造の検討」へと進みます。最後に「⑤データ管理体制と運用プロセスの定義」「⑥ガバナンスポリシーの導入」を行い、運用環境を整えていきます。
どのようなソリューションであっても「導入が目的」ではなく「目的のための導入」という視点を忘れてはいけません。マスタデータ管理(MDM)ももちろん同様であり、企業の現状や課題を踏まえた改善への取り組みとしてマスタデータ管理を行うはずですので、その考えを意識して進めるようにしましょう。このサイトでは製造業におけるDX推進のためのおすすめBOMシステムを紹介しています。現状に課題を抱えている・お悩みのある企業担当者の方は、ぜひチェックして下さい。
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