3Dデータを活用した独自機能が搭載されている、図研プリサイトの「Visual BOM」について紹介しています。特徴や強み、実際の導入事例などを調べてまとめました。
図研プリサイトの「Visual BOM」は、設計の成果物「図面」と、「BOM」に、CADを持たない部門でも取り扱える超軽量3Dデータを加えて管理する特許取得技術をプラスしたBOMシステムです。BOMと3D形状の双方向ハイライト表示、3D形状による類似部品検索など、3Dデータを用いた独自の機能が搭載されています。
「Visual BOM」は、業務停滞などの原因となる速度低下を生じさせないよう、機能のみならず性能にも注力して開発されたBOMシステムです。ネットワーク帯域の狭い環境下でのシステム応答時間や、構成行数の多いBOMの展開時間などにおいて、高い高速性を発揮します。
設計仕掛段階の製品構成を、関連部門と共有できるのも特徴。そのため、コンカレントエンジニアリングによるコストダウンも実現できます。コスト情報だけ表示できるビュー機能、コストごとに3D形状を色分けできる機能、3D形状から類似部品を探せる機能などによって、高コスト部品のスピーディーな洗い出しや代替部品検討をサポートしてくれます。
このサイトでは、図研プリサイト「Visual BOM」の他にも、様々なBOMシステムを掲載しています。
TOPページでは「初期・運用コストが高くて…」「既存システムが複雑だから…」「DXを推進できる人材がいない…」といった、導入時のネックを解消できるBOMシステムを紹介しています。BOMシステムを起点にDXを推進したい製造業は必見です。
引用元:Visual BOM公式サイト(https://www.presight.co.jp/product/visualBom.php)
引用元:Visual BOM公式サイト(https://www.presight.co.jp/product/visualBom.php)
引用元:Visual BOM公式サイト(https://www.presight.co.jp/product/visualBom.php)
導入時のネックを解消!
BOM(部品管理)システム
おすすめ2選
【会社名】菊水電子工業株式会社
【課題】
エレクトロニクス部品や機器・装置の評価を行う際に重要な電源装置や電子計測器など、研究から開発において幅広い領域で活躍している機器の開発・製造を手掛けている菊水電子工業株式会社は、直流電源装置を主力に据えており、その種類はおよそ300以上に上るものでした。
さらには1モデルに複数の部品表が存在するなど、モデルごとに多種類の部品表が作成されていたとのこと。
これらの部品を機関システムにてデータ管理していましたが、あくまでも生産部品表として機能していたことから、開発部門は生産を意識した部品表の構成を強いられていました。その結果、設計結果を提供する業務の本質に支障をきたすようになっていたことで、新システムの導入を考えていました。
【きっかけ/選定基準】
Visual BOMを導入するに至ったきっかけは、回路図と部品表の整合性を確保するための回路図データで管理を行う必要があったことや、利用していたCR-5000/8000との親和性が高かったからとのこと。
1年以上にわたって比較・検討していたそうですが、導入したことで部品の検索性が向上。これまでは型名検索しかできなかったものの、Visual BOMでは部品の特性を登録することで、「値」での検索が可能になったとのこと。さらに、部品登録業務の効率化も実現しました。
【効果(結果)】それまではExcelで管理していたことから、管理者が不在の時には確認できなかったものの、Visual BOMの自動採番機能によって、部品登録業務の省力化を実現したとのことです。
【会社名】大崎電気工業株式会社
【課題】
電子式電力量計を主力に、配電自動化機器、自動検針用機器、光関連製品の製造・販売を手掛けている大崎電気工業株式会社。
品質管理レベルの高さと設計の信頼性を武器にしており、スマートメーターでは国内トップクラスの存在感を確立しています。そんな大崎電気工業株式会社は、電力量計の主流が機械式から電子式へのシフトで、これまで使用していたシステムの限界を感じていました。
【きっかけ/選定基準】
部品点数の増加や技術的な仕様に類する文章が増加したことから、旧来のシステムでは煩雑化が避けられず、より効率的に管理できるシステムを探していたとのことで、およそ半年の比較・検討を経てVisual BOMを導入。
【効果(結果)】決め手となったのは部品情報のK成りとBOMの管理を1つのシステムだけで実現できる点や、発番機能を搭載している点、そして検索機能の利便性とのこと。実際にVisual BOMを導入すると、3D CADデータXVLに変換して登録することで、異なる規格のCADも統一データとして取り扱うことが可能に。
また移行もスムーズで、これまでにExcelで作成した部品表を新しいシステムに移動できたとのこと。
BOMの一括登録機能を標準搭載していることから、使い慣れたExcelにて編集したBOMを登録することができる点など、データ連携が問題なく行えているとのことで、既に社内では100名以上のスタッフがVisual BOMを使用しているとのことです。
該当する情報を発見できませんでした。
| 所在地 | 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央32-11 図研センター南ビル5F |
|---|---|
| 電話番号 | 045-942-2273 |
| 営業時間・定休日 | 該当する情報を発見できませんでした。 |
| サービス名・会社名 | サービス名:Visual BOM/会社名:株式会社図研プリサイト |
| 公式HPのURL | https://www.presight.co.jp/product/visualBom.php |
【このサイトに掲載する会社の選定条件】
「BOMシステム」「部品表システム」「BOM」とGoogle検索し、公式HPにBOMに関するサービスを提供している14社を掲載。
【2選に掲載する会社の選定条件】
上記会社の中から、パッケージの一部(PLM、PDM)ではなく、BOMシステムを単独で導入することのできるサービスを提供している会社を調査。以下の条件でそれぞれの会社選定しています。いずれも公式HP情報を参照しています。
Celb(クラステクノロジー)…初期コスト0円、月額コスト11,000円(税込)~申し込むことできる(該当企業の中で最安)
Bom-jin(大塚商会)…導入前にコンサルティングやシミュレーション、導入後に運用定例会でサポート(該当企業の中で唯一)